バレエギャラリー(学習研究社)から  


女の子の登場人物のなかでは、
この「コッペリア」でのスワニルダが
一番気に入っています。

 

 


シンデレラが炭かぶりのヒロインだと
いうことは、
昔、フランス語の授業で習っていたので、
創作は難しくありません。
ここには載せていませんが、「意地悪姉妹」について
解説しますと、彼女らの外見は、
「足」から思いつき、
描いたものです。そう、なぜなら、
見るからに(地球がひっくり返っても)
ガラスの靴がぴったりあてはまらないような
体重や骨格で設定せねばなりません。
人に寄っては、ほんの些細な事かもしれませんが、
そんな事で、キャラは生まれてくるものですね。


「ラ・シルフィード」は、空気の精ですから、
体温が感じられないよう、 クールに仕上げています。

キャラ的にも、お話的にも、
私らしさが現れてるのは、
この「くるみ割り人形」かと。
人形からおじさんまで、
実は描く守備範囲は広いんですよ。

男の子では、この「オネーギン」がいいかな。モデルはスマップの吾郎ちゃんかな〜
なんて思いながら描いたんですが。

個人的に一番思い入れが強い作品。主人公のエスメラルダは、特別なセールスポイントはないけれどなぜか人を魅了する品を持つキャラクター。それは私の目指す、イラストのキャラクターでもあるから。

いじわる貴族は、描いて楽しいキャラ。

ジェントルマンも描きがいアリ。

イスラム系も、描いて楽しかった。新たな発見。
 

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